留学の終わり

とうとう留学期間を終え、日本に帰ってきました。
帰国の途中、JALの機内食があまりにおいしくて感動を覚えました。

フィンランドに来たころは、食べ物がとにかくまずくて辛かったことを思い出します。
しかし、9ヶ月も住んでいるとまずさにも慣れて(おいしいとは感じない)きます。
フィンランドでも、寿司なんかは食べることもできますが、やっぱりどこか違和感。なにかが違います。
本当の日本食はおいしい。

機内食でこれだけ感動できるのなら、これから何を食べてもおいしいのだろうなと、日本に到着してすぐから楽しみがいっぱいです。
それにしても、日本は本当に素晴らしい。

生まれ育った国だからということもあるのでしょうけども、食べ物がおいしくて、1年中明るくて、太陽が毎日見られるだけで幸せを感じます。
こんなことに幸せを感じられるようになったのは、フィンランドで生活したからこそ。

もちろん、長時間労働であったり、仕事のために生きようと考えている人が多すぎることなど、日本にもたくさん問題はありますが、それでも日本は素晴らしいところだと感じます。
これからは再び日本で頑張っていきます。

このブログが今後、フィンランドに留学する人の役に立つことを祈って、このブログを終わりにします。

フィンランド留学に持って来て良かったもの (4)「SIMフリーのiPhone」

久々のフィンランド留学に持ってきて良かったものシリーズです。

以前から、何度もフィンランドの通信環境の素晴らしさについて触れてきましたが、よく考えたらSIMフリーのスマホを持ってくることについてあまり書いていませんでした。

何度も言うように、フィンランドでは通信量がとても安いです。
しかも、高速で通信量無制限と、現代人にとって素晴らしい環境です。


しかし、どんなに通信インフラが整っていても、通信する端末がなくては何の意味もありません。

そこで、持ってくるべきは全世界共通で使える、「iPhone」です。
iPhoneのなかでも、7より新しいものがおすすめです。


なぜ、7以降なのかというと、ご存知の通り、フィンランドの冬は-30度くらいまで気温が下がります。
そうすると、古いiPhoneは気温が低すぎて、動かなくなってしまうのです。
個人的統計によると、iPhone 6なんかだと、-10度くらいで動かなくなります。
一方、iPhone 7は-20度くらいでも平気で動いていました。

さらに、動作を停止してしまうiPhoneでは、気温が0度を下回ると電池の減りが異常に速くなります。
つまり、暖かい部屋に入った頃には電池が切れています(笑)
そもそも、そんなに寒い屋外で、指先が凍傷になるリスクを抱えながらスマホを使うのか?ということは置いておいておきましょう。


もちろん、アンドロイドスマホでも使えますが、iPhoneの方が対応周波数が多く、留学中に他の国を旅行するときもプリペイドSIMを購入するだけで携帯を使えることが多いです。

辛いものがない

気付けば前回の更新からかなりの時間が空いてしまいました。

今日は食べ物についてです。

この国には辛い食べ物がありません。
少なくとも、今まで食べた中にはありませんでした。


フィンランドの料理ってどれもクリーミーなんです。



私の住んでいる町にもタイ料理の店があります。

タイ料理って辛いイメージだったんですが、どのタイ料理店に行っても、辛い料理が見つかりません。
どれもマイルドな味になっていて、食べやすいです(笑)

フィンランドはヨーロッパの北の端の国ですから、アジアの国の料理が正しく伝わらなかったとしても不思議ではないのですが、どんな料理もフィンランド人仕様になると刺激のないマイルドな味になってしまうのです。
そんなこんなで、キムチとか、辛い味が恋しい今日この頃でした。

ちなみに、フィンランドのスーパーにもキムチは一応売っていますが、すごく高いのでまだ買ったことはありません。
いずれ挑戦してみようと思います。

海外にいながら格安で日本の電話を受ける・かける方法:050plus

留学で海外にいても、どうしても日本に電話をしなければならないことってありませんか?
友達や恋人との電話はLINEやSkypeで良いですが、就職活動なんかだとそうもいきません。
また、日本で使っていた携帯電話の番号に掛かってきた電話にも出たいことってありますよね。

そんなときに役に立つのがIP電話アプリ「050 plus」です。

その名の通り、050の番号から電話を発信・受信できるアプリです。
月額使用料は324円と非常に格安です。
通話量もかかわりますが、日本国内の一般電話へは3分8.64円。
携帯電話へは1分17.28円。
国際電話も比較的安くかけられます。
また、050 plus同士の通話は無料です。

IP電話のため、世界中どこにいても、インターネットにさえ繋がっていれば、上記の通話量で日本国内に電話できるのが魅力です。

初期設定方法

使い方は簡単です。
まず、インターネットで申込みを行います。
申込みはこちらから。

welcome.050plus.com


次に、申込みで得られた設定情報を、050 plusアプリに設定します。
たったこれだけで使用準備は完了です。
これでフィンランドから、安く日本に電話ができます。


日本の番号で電話を受ける方法

次に、日本で使っていた番号にかかってきた電話を050 plusで受ける方法です。
電話を受けたい携帯電話の契約はそのまま残しておいてください。
そして、日本から出国する前に、その電話番号の転送設定をしてください。
転送設定は電話1本で設定できます。
携帯会社によってその方法は異なるので、docomo、au、ソフトバンクそれぞれのサイトでご確認ください。

ここで、重要なことはただ1つ。
転送先の電話番号を050 plusの番号に設定しておくことです。

これだけで、自分の携帯にかかってきた電話を050 plusに転送でき、海外にいても通話することができます。
ただし、この方法で電話に出た場合、自分の携帯から050の番号にかけたときの通話量が必要になります。
しかし、それでも050の番号は日本国内扱いなので、安価と言えます。
長くなりそうなときは、海外にいる旨を伝えて、050 plusからかけ直すか、skype等で通話することを提案しましょう。


より便利になった050 plus

これまでは、050 plusに着信があった場合、メールのように一度通知音が鳴るだけで、呼び出されている間中、音が鳴ることはありませんでした。
しかし、最近になって050 plusはCall kitに対応したことで、通常の電話のように呼び出し音が鳴るようになりました。
つまり、より電話に出やすく、使い易くなったわけです。

これからフィンランドに留学予定の方、海外で生活する予定の方、ぜひこの方法を試してみてください。
なお、050 plusの契約や設定は日本国内にいる間に済ませておくことをおすすめします。

フィンランド人はヘビメタ好き

ヘビメタはFinnish Cultureだ!

そんなことを言う人もいるくらい、フィンランドではヘビメタがメジャーです。
若い人はもちろん、おじさんでも聞いています。

研究室で隣の席のおじさんも、よくヘビメタを聴きながら仕事をしています。
ちなみに、なぜヘビメタを聴いているということがわかるかと言うと、彼らはスピーカーを使って音楽を聴きながら仕事をしているからです。
日本だと、せめてイヤホンとかヘッドホンとかを使って(そもそも仕事中に聴かない)、周囲に配慮して聴くのですが、こちらの人は結構気にしません。
だからこそ、この人はヘビメタ好きなのか、とかラジオが好きなのか、とかわかってしまうのです。


話は逸れましたが、とにかくヘビメタが好きなフィンランド人は多いです。
パーティなんかでもBGMはヘビメタだったりします(笑)

最初はなんでそんなに好きなんだろう?とか思っていましたが、最近、その気持ちがわかってきました。



暗くて、寒くて、どうしても気分が沈むとき、やる気が出ないときに、激しい音楽を聴くのです。
そうすると、不思議と気分が上向いてくることも。
歌詞なんてわからなくても、とくかく激しい音楽を聴きながら研究をする日だって、あってもいいじゃないかと思うわけです。

日本にいたらそんなこと思いもしませんが、さすがフィンランド。極端な気候なだけのことはあります。
フィンランド留学中に辛くなって来た方はぜひお試しあれ。
日本でやる気の出ない人ももしかしたら効果があるかもしれません。

日本は大雪

日本のニュースを見ていると、今日、東京は大雪だったようです。
東京には大雪警報も発令されたとかで、早い時間帯に社員を帰すことにした会社も少なくないようです。

フィンランドに住んでいると、雪の上で普通に生活しているので、10〜20cmくらいの積雪なら「また積もったなー」くらいにしか思いませんが、東京ともなると話は別ですね。
フィンランドのように除雪する設備も十分ではないし、人々も雪になれていないので、滑る人も多いだろうし。
気温も0℃前後と高いので、すぐに雪が溶けて滑りやすくなるし。

フィンランドみたいにマイナス10℃くらいになると、もはや凍ってしまった方が滑らなくて安全だったりするんですけどね。
東京の大雪の混乱は明日も続きそうです。

東京のみなさん、気をつけてください。

フィンランド留学に持って来て良かったもの (3)「ヒートテック」

留学生活も折り返し。残りの期間はどんどん短くなっていっていますが、久々に持ってきた良かったものを紹介します。

今日は、みんな知ってる「ヒートテック」です。


フィンランドは非常に寒い国です。
言うまでも無く、ヒートテックは活躍します。

9月から留学開始する場合、出発が夏なので、寒さが全くイメージできず、冬物が手薄になってしまいがちです。
アウターはこちらで購入した方が良いと言う人もいるくらいなので、以前紹介したマウンテンパーカーくらいを持っていれば当面は問題ないのですが、問題になるのは下着です。
日本人の感覚では、あっという間にヒートテックが必要な時期が到来します。
年によっては、8月にフィンランドに着いたときから使いたいと思うかも?


ヒートテックにもいろいろありますが、冬に役立つのは「極暖」です。
上下とも十分な枚数持って行っておくと良いと思います。

ヨーロッパにはユニクロはフランスかイギリスにしかないようなので、持っていくのが絶対にお得です。
家族に送ってもらっても良いかもしれませんが、絶対に使う(使いたくなる)ものなので、持っていくのが良いと思います。
圧縮袋なんかにいれると容積は結構抑えられます。


ヒートテックに加えて、ウルトラライトダウンなんかも持っていくと良いかもしれません。
1〜2月にかけて、フィンランドは南部でも−20〜−30度になることがあるので、そういう日には必須アイテムになるでしょう。