フィンランドで使用できるAmazon

日本から引っ越してきたときに、ヘルシンキなら大抵のものは簡単に揃いますが、地方だとそうもいきません。
そんなときに活躍してくれるのがAmazonです。
今日は、フィンランドでのAmazonの利用について紹介したいと思います。

日本ではAmazon.co.jpが利用できますが、フィンランドでは、当然のことながら日本のAmazonはほとんど利用できません。
”ほとんど”というのは、一部の商品は海外発送に対応しているためです。ただし、送料が高い上に届くのも遅いので、よっぽどでない限り、利用する価値はほとんどありません。


さて、本題に入ります。
フィンランドでも利用できるAmazonとは、

の3つが有力な候補になります。
一番始めにドイツが出てきていることからわかるように、フィンランドのAmazonは存在しません。
したがって、近所の国のAmazonを利用することになります。

ちなみに、日本のAmazonのアカウントは他の国のAmazonでは使えませんが、日本以外のAmazonのアカウントは共通のようです。
例えば、Amazon.comのアカウントを作成すると、ドイツのAmazonでも使用できます。


これらのAmazonの中で私が最もよく利用しているのは、ドイツのAmazonです。
ネットで調べてみても、フィンランドの場合、ドイツのAmazonを利用するのが最も安くなる場合が多いようです。
当然、買う際にはイギリスやアメリカと価格を比較した方が良いのは言うまでもありません。
ただし、その際には通貨がそれぞれ違うので、そのレートにも着目して比較する必要があります。

ドイツのAmazonが一番便利だからって、ドイツ語なんて読めないという方が多いと思いますが、そこは心配ありません。
ドイツのAmazonは英語表示に切り替えることができます。検索ボックスの右下あたりに言語を切り替えるボタンがあります。
ただし、レビューや細かい商品の説明はドイツ語のままなので、必要な部分をgoogle翻訳にかけるなり、日本語か英語で型番を検索するなりして、調べる必要があります。
このあたりは外国に住んでいる以上仕方ないことです。


送料は、無料の場合と有料の場合があります。
€39以上購入すると、無料になります。ただし、販売元が異なるなど、個別に送料がかかる場合はそれぞれ送料を徴収されますので、注文を確定する前によく確認する必要があります。
詳細はこちらを参照してください。

到着までは少なくとも1週間は見込んだ方がよいです。
大勢の方がブログ等で書いていますが、フィンランドの郵便はとにかくサービスが悪い、そして遅いです。
Amazonに表示される到着予定日は、基本的にフィンランドの国内に入ってPostiに引き継がれる日のことを指しています。
したがって、手元に届くまでにはそこからさらに2〜3日は覚悟しておかなければなりません。

さらに、荷物は家まで配送されることはほとんどなく(ポストに入るくらい小さいものはポストに投函される)、最寄りの郵便局まで取りに行く必要があります。
大きい物や重い物を購入する際には、家からpostiまでの距離を考慮することをおすすめします。
特に、留学生は車を持っていないと思うので、徒歩 or 自転車で持って帰れる距離、大きさ、重さなのかよく確認した方が良いです。