フィンランド人のライフスタイル

日本では残業時間など、働き方が問題になっていますが、フィンランドではどうなのでしょうか。
今日はフィンランド人のライフスタイルについて紹介したいと思います。

私のいる大学では、お金をもらって仕事をしている人達は朝8〜9時くらいに出勤してきます。
10時になると、コーヒーブレイクをとります。
その後10時30分くらいから再び働き出し、12時くらいになるとランチに行きます。
ランチが終わると再び仕事に戻りますが、15時くらいにはコーヒーブレイク、かと思いきやこの時間には帰宅する人もいます。
そして、16時くらいにはほとんどの人が帰宅しています。

もちろん、時折18時くらいに会議が入ることもあり、必ずしも16時くらいに帰宅するわけではありませんが、日本人と比較するとかなり早い時間には帰宅していると言えます。

さらに、週末である金曜日には、15時くらいに帰宅する人がほとんどであり、日本風に言うと毎週が「プレミアムフライデー」です。

仕事の後にスポーツを楽しんだり、家族との時間を大切にしていたりするそうです。
私は大学にいるのであまりわかりませんが、企業ではたいている日本人の方によると、みんな15時くらいからソワソワし始め、帰る準備を始めているそうです(笑)


日本から来てすぐの頃はこのライフスタイルに驚いてしまいました。
しかし、日本と違ってこちらの人はプライベートの時間も大切にしており、なにより家族を大切にしているようです。

冒頭でも述べたように、日本ではプライベートや家庭のことは考えず、朝早くから夜遅くまで働くことが良しとされていますが、そのような考えたってどうなのだろうか?と思わず考えさせられる機会になっています。

日本でもそんな生活がしたい。
と思うのは山々ですが、日本に帰ると自然とまたもとの生活に戻ってしまうんでしょうね。

日本人の仕事に対する考え方も、フィンランドほどとは言いませんが、プライベートを大切にする方向に変わってくれることを祈っています。