フィンランドの留学生の暇つぶし - 大学院フィンランド留学

前回の記事で紹介した通り、フィンランドでの生活はスローライフです。
フィンランド人にとっては当たり前の環境ですが、忙しい国から来た留学生にとっては恐ろしいくらい暇を持て余す国です（笑）

また、気候が厳しい国であるために、時間を持て余していてもできることが限られます。
そのおかげで学問が発達しているとも言いますが、実際のところ、かなり暇です。

日本以外の国から来た留学生たちと話すうちに、彼らの恐るべき暇つぶしが見えてきたので、今日はそれを紹介しようと思います。

日本でも時間を持て余している学生たちは大勢います。
僻地の国立大学の学生はその代表格です。

学生は集まりますが、旧帝大のほとんどは地方にあります。「地方都市かと思いきや、地方都市の近くのド田舎にキャンパスがある。」ということも冗談抜きであります。

日本のそういったとある大学では3Sしかやることがないとか。

3Sとは・・・

場合によってはSportsがSuicideに取って代えられることもあるとか、ないとか・・・

そんなわけで、日本の旧帝大では研究が盛んに行われていたり、同棲している学生カップルが多かったり、さらには学生結婚が多かったりするようです。
フィンランドでの留学生活は、日本のド田舎にある国公立大学の生活をより極端にしたものだと思って貰えると良いかと思います。

フィンランドのような寒いところでは学問が発達していると言われています。
確かに、東南アジアなんかの暑い国でものすごい研究が・・・という話はあまり聞かない気がします。
フィンランドでは、「○○大学はXXの学問領域で世界的に有名」という話はよく聞きます。

フィンランドは日本と比べると、はるかに留学生や外国人研究者を受け入れやすい環境にあるので、その点も学問が発展することには納得がいきます。
ただし、大学の規模は日本と比べても小さいので、世界大学ランキングなどでは日本より不利な環境にあるようです。

以前の記事にも書きましたが、フィンランドでは早めに仕事を切り上げてスポーツを楽しむ人は多いです。
また、大学にも部活動のようなものはなく、多くの人が地域のクラブでスポーツを楽しんでいます。

そして、厳しい冬の鬱対策としてインドアスポーツを始める留学生も大勢います。
冬はスキーやスケートを除いて、外ではほとんど活動ができないので、室内のスポーツ施設も充実しています。
フィンランドの留学に来られた際には、スキーやスケートと併せて、インドアスポーツも楽しんでみてはいかがでしょう。

さて、最後にこれです。
既に1年以上こちらで過ごしている留学生曰く、

「冬はすごく寒いし、寂しい気持ちになるから、これを使って心を温めた方がいいよ」

というオススメのものがあるそうです。

それが、これです。

いわゆる出会い系アプリです。

日本ではあまりメジャーではない（?）ような気がしますが、世界共通の出会い系アプリのようです。
少なくとも、日本の大学院生でそんなに堂々とTinderを使っていることを主張している人は今まで見たことがありません（笑）

使用方法は、登録後、プロフィールを見て気に入ったら「右へスワイプ」。
お互いに右へスワイプした場合、メッセンジャーで連絡がとれるようです。

「Tinder」とググるだけで親切に使い方（?）を解説したサイトやブログが多数出てくると思いますので、興味のある方はググってみてください。

暇な留学生たちはこのアプリを使って日夜暇つぶしに勤しんでいるようです。

「これで昨年の冬は何人とhave s○x....」
などと言っている留学生も。

日本人の大学院生の感覚からすると信じられませんが、こちらでは普通（？）なんでしょうか。

さすがに私は使おうと思いませんが、留学先で友達ができない、恋人が出来ないという方は自己責任でご利用ください。